事情を聴いたのは、ホテルの設計業者に鉄筋量の削減を指示したとみられる書類を書いた総研の四ケ所猛チーフコンサルタントら。四ケ所氏は「書類に書いた鉄筋量は他の物件と比較して構造上問題ないと判断した」と説明。姉歯秀次元建築士の偽装については「(偽装ではなく)ミスだと考えていた」と述べたという。(朝日新聞)
耐震強度偽装問題で、14日の衆院国土交通委員会の証人喚問で民主党の馬淵澄夫議員が、総合経営研究所(総研)による鉄筋量削減指示の根拠として示したメモについて、総研の四ケ所猛チーフコンサルタントが16日、作成を認めた。国土交通省が同日、任意の事情聴取を行い、この席で認めたという。証人喚問で総研の内河健所長は「そのメモは知らない。調査して回答したい」と強調していた。(スポニチ)
四ケ所猛(しかしょ・たけし)